日本版DVD未発売の韓国のビョン・ヨンジュ監督『ナヌムの家』3部作DVD(韓国版)が、発売になっている。韓国では2007年に発売されたのだが、しばらく品切れになっていた様子。現在、在庫が補充になったようで、下記のアドレスで購入することができる。
(1月25日現在)
オンライン・ブックショップ・ソウル・セレクション
NTSC、リージョンALLなので日本で発売されている一般のDVDプレーヤーで再生することができる。また、なんと日本語字幕がついている!(韓国語、英語字幕もある)
(16mmフィルム版についている日本語字幕とはかなり翻訳が異なっている)
重要な作品なので、日本版のDVDが発売されるべき作品だと思うのだが、未発売。第1部についてはVHSビデオが発売されているので、地域の女性センターなどで見ることができる。
私は2009年の山形映画祭にて、配給会社のパンドラ・中野理惠代表にお会いしたとき、早く日本語版のDVDを発売するように強く要請したのだが、海外配給権がどこかの会社に売れてしまったとのことで、日本版の発売までにはまだ少し時間がかかるかもしれない。
ビョン・ヨンジュのこれまでの作品を通じていえることは、映画作家として、作品のたびに方法論を変え、新しい表現スタイルにいつも挑戦していること。私は第3部の『息づかい』が最も好きな作品である。この映画は、やはり3部通して見るべき作品といえるだろう。『息づかい』では、韓国のろう者の手話を見ることができる。
火曜日, 1月 26, 2010
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿